はじめてのクワガタ飼育ガイド!子どもと一緒に楽しむお家づくり

こんにちは!

この季節になる、かっこいいクワガタに夢中になるお子さんも多いのではないでしょうか?

「よし、お家にクワガタをお迎えしてみようかな?」そう思ったパパやママへ。このガイドでは、クワガタが元気いっぱいに過ごせるお家を、お子さんと一緒に作るためのポイントを分かりやすくご紹介します。(詳しい話は今後随時発信しますので、乞うご期待。)

難しそうに思えるかもしれませんが、大丈夫!いくつかポイントを押さえれば、誰でも簡単にクワガタと仲良くなれますよ。さあ、お子さんと一緒にクワガタのお家を作って、今年の夏を最高の思い出にしましょう!


1. クワガタが喜ぶお家、何が必要かな?

クワガタを飼うために必要なものは、いくつか「これがあったら安心!」というものがあります。ホームセンターやペットショップ、最近では100円ショップでも手に入るものもあるので、お子さんと一緒に見に行ってみるのも楽しいですね。

🏡 お家(飼育ケース)

クワガタが動き回れる、透明なプラスチック製のケースを用意しましょう。国産のクワガタであれば、小サイズの飼育ケースに1匹くらいが目安です。

繫殖させる場合以外は、一匹ずつスペースを確保しましょう。(自然環境より狭いケース内では、ケンカして弱らせてたり、亡くなる原因になります。)

フタがしっかり閉まるか、そして空気の穴(通気口)があるかをよく確認してください。小さなハエなどが侵入しないよう、目の細かい網、フィルターなどがついているタイプがおすすめです。

おすすめのケースは↓こちらのバナー↓(楽天市場につながります)

※カブクワつくも屋でも、飼育ケースを発売予定です!

🛏️ ふかふかベッド(昆虫マット)

クワガタが安心して過ごせるように、ケースの底にふかふかの土(昆虫マット)を敷いてあげます。

普通の土だと、クワガタが病気になったり、ダニが発生したりする原因になることがあるので注意が必要です。

卵を産ませない場合は、ホームセンターや昆虫ショップで販売されている「成虫用」と書かれているマットがおすすめです。

ヒノキやハスクチップ(ヤシ殻)を使われていて、ダニやハエを発生しにくいです。

ちなみに、昆虫マニアやショップでは、ヒノキペレットや小動物用敷材マットなどを使っている場合もありますが、添加物などでクワガタを弱らせる場合があるので注意してください。

もっと詳しい話は、後日記事にします。

🌳 隠れ家&休憩所(止まり木や朽木)

クワガタは、暗くて落ち着ける場所が大好きです。木の皮の裏に隠れているクワガタも多いです。また、ひっくり返ってしまった時に、つかまる場所がないと起き上がれなくなってしまうので用意してあげましょう。

ケースの中に、クワガタが隠れられるような木の枝や、ごつごつした朽木(くちき)木の皮などを入れてあげましょう。

ヤシ殻を使用した粒の大きいマットを使用したり、クワガタが掴まりやすいもので代用することで省略できます。

カブクワつくも屋では、産卵木(メスが産卵する朽木)の皮を活用しています。(イベントで販売しています。)

🍎 おいしいご飯(昆虫ゼリー)

クワガタのご飯には、必ず「昆虫用ゼリー」を用意してください。人間が食べる果物ゼリーは、クワガタには向いていません。リンゴやバナナでも代用できますが、昆虫ゼリーが衛生面や日持ち、栄養価の面でおすすめです。おすすめのゼリーは、無添加、高たんぱくでプロも使用するKBファームのプロゼリー!

クワガタ成虫の寿命にも影響しますので、良質なゼリーを選びましょう!

↓こちら↓のバナーで販売ページ(楽天市場)へアクセスできます。(カブクワつくも屋でも発売予定です。)

ゼリーをそのまま置くと倒れてしまったり、マットにこぼれてカビの原因になったりすることがあるので、ゼリーを固定するための小さな台(ゼリーホルダー)があると便利ですよ。

💧 シュッシュッ!と水やり(霧吹き)

ケースの中のふかふかベッド(昆虫マット)が乾いてきたら、霧吹きで水をシュッシュッ!と吹きかけて、適度な湿り気を保ってあげましょう。

保湿グッズもありますので、昆虫ショップやホームセンターを探してみましょう!


2. さあ、クワガタのお家を作ってみよう!

必要なものが揃ったら、いよいよお子さんと一緒にクワガタのお家作りスタートです!

  1. ケースをきれいにしよう まずは飼育ケースを水で洗い、しっかりと乾かしましょう。清潔なお家が、クワガタの健康には一番です。

  2. ふかふかベッドを敷こう 湿らせた昆虫マットを、ケースの底から5cmくらいの厚さに敷き詰めます。この時、ギュッと押し固めずに、ふんわりと敷くのがポイントです。

  3. 隠れ家と休憩所を置こう 用意した止まり木や朽木、木の皮などを、マットに半分くらい埋めるようにして配置します。クワガタが隠れやすく、またひっくり返った時に足がかりになるように工夫してあげましょう。

  4. おいしいご飯をセット! 昆虫ゼリーをゼリーホルダーに入れ、クワガタが食べやすい場所に置いてあげてください。

これで、クワガタが安心して暮らせるお家が完成です!

カブクワつくも屋では、クワガタの住みよいお家作りのために飼育セットを計画中です。乞うご期待☆


3. クワガタをお家に迎えたら、すぐにやってあげたいこと

さあ、いよいよクワガタをお家に入れてあげましょう。

  • そーっと入れてあげよう 捕まえてきたクワガタや、お店で買ってきたクワガタを、優しくケースに入れてあげてくださいね。大あご(ツノ)を無理に引っ張ったり、乱暴に扱ったりするのは絶対にやめましょう

  • 静かに見守ろう お家に入れたばかりのクワガタは、新しい環境に少しドキドキしているかもしれません。すぐにマットの中に潜っていくこともあります。無理に触ったり、ケースを揺らしたりせずに、しばらくはそっと見守ってあげましょう。


4. これだけは忘れずに!毎日のお世話ポイント

クワガタが元気で長生きするためには、毎日のちょっとしたお世話がとても大切です。

  • ごはんチェック! 毎日、ゼリーを食べているか見てあげましょう。食べ残しがあったり、カビが生えていたら、すぐに新しいゼリーと交換してください。カビはクワガタの病気の原因になることがあります。

  • ふかふかベッドの湿度チェック! マットが乾いていたら、霧吹きでシュッシュッ!と水をあげて、適度な湿り気を保ちます。ケースの底に水が溜まるほどびしょびしょにするのはNGです。

  • 暑すぎない場所で! クワガタは、暑すぎるのも寒すぎるのも苦手ですが、熱い方が特に苦手です。直射日光が当たる場所熱がこもる場所には置かないようにしてください。種類によっても異なりますが、日本産のクワガタの多く(ミヤマクワガタやヒメオオクワガタなど以外)は25℃以下(夏)が適切なとっても快適な環境です。

  • ひっくり返ってないかな? もしクワガタがひっくり返ってしまっていたら、優しく起こしてあげましょう。ずっとひっくり返ったままだと、疲れてしまうことがあります。

  • あまり触りすぎないでね! クワガタは僕たち人間よりも敏感でデリケートな生き物です。触りすぎることがストレスになります。そっと見守ってあげましょう。

5. クワガタともっと仲良くなろう!

クワガタのお世話、いかがでしたか?毎日お世話を続けていると、クワガタが何を考えているのか、どんな時に動くのか、だんだんと分かってくるはずです。

夜になると、ゴソゴソと動き出したり、力強くゼリーを食べる姿を見ていると、きっとお子さんもクワガタのことがもっと大好きになるでしょう!

お子さんと一緒にクワガタの飼育を通して、命の大切さや自然の不思議を学ぶ、かけがえのない夏を過ごしてくださいね。

クワガタを飼育する上で、何か困ったことや疑問に思うことはありますか?

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